小学生を対象にした料理教室のお手伝い
本日のメニューは
新じゃがいもとブロッコリーのポタージュ
鯨肉とキノコ森林風
チョコレートムース
最初に付添いのお母様方に食の大切さ。子供に料理をさせる教育価値。化学調味料を一切使わなくとも美味しい料理が出来る事等を手短に話しました。
食の世界はまだ解らない事がいっぱいです。味覚障害、アレルギー、アトピー等は添加物が原因かどうかは解っておりませんが自然に作る料理が一番美味しい事を解って欲しいからです。
ちびっ子達は手品を見るような目つきでデモを見ておりましたが実技になったら目は爛々、好奇心の固まり、心は完全に料理にのめり込んだと言うか夢中でした。
テレビの料理番組で良く使う固形スープ、固形チキンブイヨンを使わずとも玉ねぎ、ジャガイモ、長ネギだけでおいしいスープが出来るし、少量の牛乳、生クリームでびっくりするほど味が変わり、塩が如何に大事で旨さを左右するかを知ってもらい、卵黄が余ったので、マヨネーズは小学校1年生でも簡単に作れる事を体験してもらいました。
結婚前の女性は将来の旦那に料理を作る夢が有りますが、健康より旨さ、好みを重視。子供を持ったお母様方は旦那よりも子供が大切なのでしょうか、化学調味料依存体質、添加物の話に真剣でした。
小さな手でメレンゲを泡立てる様子に感激していたお母様。
嬉しい半日でした。
当日、日本捕鯨協会の好意で鯨肉を提供していただきましたが
初めての鯨肉に柔らかい肉に慣れた子供達は少し固いと最初は戸惑っておりましたが良く噛む事を教えたら、美味しいと即反応が。
私たちの世代にとって今では高嶺の花と成ってしまったベーコンを食べられないと言う子が若干。鯨のベーコンを知らないお母様が、回りのお母様方から、アラずいぶん若いのねと冷かされたり世代の違いで反応様々。
以前の日記に書いた、正にドンキホーテ。ほんの数人でも美味しさを解ってもらえる「食育」の機会を今後も大切にしようと思っております。
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